| 全国分布 | 宮城県、新潟県以西の日本各地 |
| 県内分布 | 低山地域から中国山地にかけて自生 |
開花時期は6月から7月頃で、葉腋に1個の花柄を出し、丸い大きめのタマアジサイのような蕾を付け、
大きさ5cm前後の純白で気品のある5弁花を咲かせます。花の大きさはヒメシャラより大きい。
花弁は5枚で薄く、縁は波打ち繊細でフリルのようなしわがあります。花は一日花でその日開いた花は、一日で散ってしまいます。
別名はシャラノキと呼び、仏教三大聖木、沙羅(双樹)、菩提樹、無憂樹(ムウジュ)の1つでお釈迦様に縁のある木とされています。
沙羅はインド中部~ネパール原産の常緑高木で、フタバガキ科の植物です。成長すると高さは10~20mになります。

蕾はタマアジサイの蕾に似ています。

蒴果は木質で長さ1.5~2cmの先のとがった卵形で、9~10月に熟すと5裂します。
葉は大きさ10cm前後の楕円形で、互生します。ツバキのように肉厚の光沢のある葉ではなく、薄くて柔らかい。
葉脈が良く凹んでいるので、葉の表面は皺状に見えます。
樹皮はつるつるとして滑らかで美しく、10年目くらいから黒ずんだ赤褐色の樹皮が薄くはがれて、灰白色と赤褐色の斑模様を作り、
床柱などの建築材としても利用されています。
冬芽の芽麟数は、ナツツバキは2枚だが、ヒメシャラでは5~6枚と多いので、このことから両者の区別ができます。
リョウブの樹木も樹皮が剥がれ落ちて斑紋を描きますが、リョウブに比べてナツツバキは綺麗に樹皮が剥がれ落ちます。