葉による区別
①ケヤキ:鋸歯は丸くカーブしていて、葉の下部まであり、葉の先は針のように尖っています。
側脈は分岐せずに葉の縁まで伸びており、多数の側脈が平行にきれいに並んでいます。
②ムクノキ:鋸歯は葉の下部までありますが、ケヤキのように鋸歯はカーブしてません。
葉の先端は4つの樹の中で最も細長く伸び、側脈は途中で分岐して葉の縁まで伸びています。
葉の一番下(基部)から出る側脈からは、さらに細かい側脈が数本出ています。
③エノキ:鋸歯は葉の上半分までしかありません。葉の先端は長く伸びていません。
側脈の先端は葉の縁まで伸びず、途中で分岐しています。
④エゾエノキ:鋸歯は葉の基部近くまであり、鋸歯はエノキより粗く尖っています。
葉の先端がエノキより尾状に長く伸びていることも大きな特徴です。
葉の基部は左右不対称で、3脈が目立ちます。主な側脈は葉の縁まで伸びておらず、
細かい小さな側脈は葉の縁まで達しています。
ケヤキの葉 |
ムクノキの葉 |
エノキの葉 |
エゾエノキの葉 |