ユキヤナギ(雪柳)(バラ科シモツケ属 落葉低木)

                 
全国分布本州(関東地方以西)、四国、九州
県内分布太田川沿いと呉市広大川に自生
  

   広島県での自生地は太田川沿いと呉市広大川に限られているようです。
   生垣などによく植栽されており、早春に小さい白い花が密集して咲き人気のある樹木です。
   名前の由来:葉がヤナギ似ていて、密集して咲く白い小さな花が雪を連想させることから。  


花 (2015/03/31 鈴が峯)

 開花時期は4月で、無柄の散形花序を多数つけます。実は袋果で開出します。

花 (2017/04/01 平和通り)

 中国原産説と自生説があります。川岸の岩場にやや稀に自生し、樹高は1~1.5mになります。

葉 (2015/03/31 鈴が峯)

 葉身長2~4.5cmの細長くて小さな葉です。縁には小さな鋭い鋸歯があり、このことからトサシモツケやコデマリと区別できます。 葉は互生します。

全体 (2013/03/24 鈴が峯)

 川岸の岸壁の割れ目や岩礫 地などに生育します。 自生種は石川県で絶滅危惧I類に指定されているなど、地域的には絶滅が危惧されている。