全国分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
県内分布 | 中国山地 |
果実は6~8mmの球形で、10~12月に淡黄色に熟します。 開花時期は2~3月で、枝先の葉の間に黄色の小さな花を付けます。雌雄異株で花には柄がなく、基部に杯状の小苞があります。萼は質が厚く4裂します。 果実は直径6mmの球形で、11~12月に淡黄色に熟します。
葉は対生し、長さ3~6cmの細長いヘラ形(倒披針形)で、厚くてゴムの様な質感です。葉の縁は全縁で葉柄はありません。 葉脈は葉の基部から先に向かって縦に3~5本平行に走っています。
ブナ、ミズナラ、ケヤキ、エノキ、ブナ、サクラ、シラカバなど落葉樹の大木に寄生し、樹高40~50cmになります。 これはヤマザクラの樹に寄生したヤドリギです。 ヤドリギは常緑で落葉樹に寄生するので冬に宿主の葉が落ちると、こんもりとした形で寄生している姿がよく目立ちます。 半寄生の常緑小低木で、樹高は50~80cmになります。枝は二又分岐を繰り返して広がります。 ヤドリギは古くから縁起木とされ、枝や葉は漢方で婦人病薬に使われます。