全国分布 | 本州、四国、九州 |
県内分布 | 低山地域から中国山地の岩壁に稀に自生 |
開花時期は5~8月で、枝先の複散房花序に小さな花を多数開きます。花の色は通常ピンク色で、 個体によって色の濃いものから薄いものがあり、稀に白色も見られます。 ピンク色の花が美しく、しばしば庭園に植栽されています。
温帯の明るい尾根や原野に自生し、樹高は0.2~1mになります。
葉は互生し、縁は不揃いの鋭い重鋸歯があります。 葉身長は3~5cmで細い卵形で、形や大きさなどに変異が多いようです。
果実は2~3mmの卵形で、5個集まって付きます。表面には光沢があり、9~10月に熟すと裂開します。
吾妻山の山頂は綺麗なお花畑になっていました。コアジサイとシモツケの花が群生していました。
山頂付近のシモツケの群生です。休暇村から山頂までの山道にはシモツケがずっと続いて咲いていました。
このシモツケの葉は吾妻山で観察したものに比べ葉が細長く、葉の変異が多いことが判ります。
これはマルバシモツケの花で北大植物園にて観察しました。