ナンテン(南天)(メギ科ナンテン属 常緑低木)

全国分布 本州(茨城県以西)、四国、九州
県内分布 石灰岩地などに自生

   石灰岩地などに自生しますが、広島市近郊の山で見られるものは自生ではなく逸出だと思われます。
   ナンテンは中国原産説と日本にも自生するという説があります。
   名前の由来:漢名の南天竹(なんてんちく)、南天燭(なんてんしょく)に由来。諸説あり。  


花 (2014/07/01 古江)

 開花時期は5~6月で、枝の先に大形の円錐花序をだし、白い小さな花を多数付けます。 黄色の大きな雄しべが目立ちます。

花 (2014/07/01 古江)

 

実 (2011/11/28 平和通り)

 果実は6~7mmの球形で、10~11月に赤く熟します。

葉 (2016/06/06 古江)

 葉は3回奇数羽状複葉で、小葉の縁は全縁です。

全体 (2018/12/19 古江)

 広島市太田川久地、三良坂町上下川、東城町東城川などの河岸岸壁に野生状態のナンテンの群落が見られるとのことです。