全国分布 | 本州(関東地方以西)、四国、九州 |
県内分布 | 主として低山地域に自生 |
開花時期は3~5月で、枝先の円錐花序に白い花を密に付けます。雌雄別株です。 雄花の雄しべは4個で直立します。雌花の柱頭葉平たい四角形で、退化した雄しべが4個あります。雌花序の方が花の数は少ない。
葉身長6~13cmの楕円形で、シキミやサカキに似た形をしています。葉は枝先に集まって付き、互生します。 葉の縁は全縁で、葉の質は革質で表面は光沢があります。
果実は直径8~9mmの球形で、12~2月に紅色に熟します。果実は有毒です。稀に果実が白いものが自生しています(湯来冠山)。
丘陵から山地に自生し、とくにモミやツガの林に多く、樹高は0.5~1.5mになります。