マルバハギ(丸葉萩)(マメ科ハギ属 落葉低木)

全国分布 本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄
県内分布 瀬戸内の島および沿岸地から山地の林内に自生

   広島市近郊の山野に自生するハギの1つです。
   ハギの中では花序が短く、葉の丸みが強いので他のハギとの区別は比較的容易です。
   名前の由来:ヤマハギに比べて、葉が丸くなっているから。  


花 (2017/10/26 八幡峡)

 花期は8~10月で、葉の腋から葉より短い総状花序をだし、紅紫色の花を付けます。 萼は4深裂し、先は針状に鋭く尖る。

 

花 (2017/10/26 八幡峡)

 日当たりのいい山地に自生し、樹高は2~3mになります。枝は枝垂れません。 実は長さ6~7mmの平たい楕円形の豆果です。

 

葉 (2015/09/05 茶臼山)

 葉は3出複葉です。小葉は長さ2~4cmの楕円形で、丸みが強く、先は普通凹むので比較的見分けやすい。