全国分布 | 本州(静岡県以西)、四国、九州、沖縄 |
県内分布 | 沿岸部から瀬戸内の島に自生 |
葉は互生し、低い鋸歯があります。バクチノキと並ぶ大型の葉で、葉身長は10~20cmあります。葉の表面は鈍い光沢があります。
開花時期は8~9月で、本年枝の葉腋に穂状花序をだし、白い花をつけます。花序はしばしば基部で分岐します。
真夏の暑い盛りに花を付けますが、最初の花が落下してから再度花を付けます。
果実は直径約5mmの壺状の球形で10~12月に黒紫色に熟します。
沿岸地域から山地の常緑樹林内に自生し、樹高は10~15mになります。
南日本ほど多く自生しているようです。宮島ではミミズバイと共に多いのですが、他の地域では個体数も少なく、社叢などに稀に見られます。
樹皮は灰白色で滑らかです。