全国分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
県内分布 | 低山地域から中国山地に自生 |
開花時期は8~10月で、枝先に5~10cmの円錐花序を穂状にだし、白色~淡紅色の花を穂状に多数付けます。
花冠は3枚の裂片に分かれ、ウリノキやアクシバのように、先は反り返り、1本の雌しべが長く突き出るのも特徴的です。 雄しべは6個で扁平な形をしています。
山地の林縁や岩場などに自生します。中国山地の吾妻山で群生しているのを観察しました。
名前の由来は、花が穂になって付くことから付けられました。
果実は約4mmの球形で、10~11月に熟します。花序と同じように果序も直立させ、実は果柄を上向きに曲げて付けています。
葉身長2~6cmの楕円形で、先端は鋭く尖り基部は次第に細くなって葉柄に流れます。 葉は互生し、縁は全縁です。普通枝先に5枚ほど集まって付けます。葉柄は短く、枝に翼状の稜があることが特徴です。
葉は赤色に美しく紅葉します。