全国分布 | 本州(紀伊半島、山陽地方)、四国、九州 |
県内分布 | 県西部の岩峰や岸壁に自生 |
開花時期は初夏で、葉が開いた後、枝先に赤色の花を5~10個総状に吊り下げます。花が白いものをシロドウダンと呼ばれます。
ベニドウダンの花の先は細かな切れ込みが入ります。 シロドウダンもこの様な細かな切れ込みがありますが、サラサドウダンには細かな切れ込みはなく大きく5裂しているだけです。
この写真のベニドウダンは赤くなくピンク色をしています。しかし花の先が細かく切れ込みが入っているのでベニドウダンと判別できます。
山地の岩尾根に自生し、樹高は1~3mになります。秋の紅葉が美しい。 ベニドウダンは本州に多く、四国・九州には少ない。
葉は互生し、縁には微鋸歯があり、枝先に輪生状に付きます。葉柄はドウダンツツジより短い。
九重にはベニドウダン、ツクシドウダン、シロドウダンの3種が多く自生しています。 ツクシドウダンの花の先は細かな切れ込みがありません。
シロドウダンの花の先は細かな切れ込みが入ります。広島県には自生しないようです。