全国分布 | 関東南部~沖縄 |
県内分布 | 瀬戸内の島・沿岸地から山間地の林内、林縁に自生 |
雌雄異株。開花時期は7~9月で、葉腋から出た花序に淡い緑色の小さな花を多数つけます。 花弁は3〜4枚で、雌花の萼片は3〜4枚と少ない。雌花の雌しべは1個で、花柱は数個に分岐します。
島・沿岸地から山間地の林内、林縁に自生します。葉柄は盾状に付き、葉は丸みのある三角形状で縁は全縁で互生します。
雄花の萼片は6〜8枚で、雄花の雄しべ6個は合着して柱状になり、葯も合着して円盤状になるのが特徴的です。
果実は核果。直径6mmの球形で、11月頃赤く熟します。核はやや扁平で両側が凹み、周囲に鎖状の隆起があります。 完熟すると真っ赤になりますが成熟の度合いが実一つ一つ異なっていて、黄緑色から赤までのグラデーションがあり綺麗です。
特徴的なのは葉以外では種子(未観察)にあり、大変ユニークな形をしています。 中世の騎士が頭に被る表面に凹凸のある鉄兜のようです。
葉身長5~12cm、幅4~10cmの三角形状卵円形で、縁は全縁です。 葉柄は4~12cmで、葉の裏から出て、ちょうど盾のような具合に付いているのがハスの葉と同じです。 名前の由来は、この様にハスの葉のように葉柄が盾状に付くことから付きました。