オオバグミ(大葉茱萸)(マルバグミ)(グミ科グミ属 常緑低木)

 
                 
全国分布本州(秋田県、茨城県以西)、四国、九州、沖縄
県内分布瀬戸内の島や海岸崖地に自生
 
 

   広島県でも海岸線や島に自生していますが、広島県ではまだ未撮影です。
   瀬戸内の島や海岸崖地に自生する丸い葉が特徴のグミです。
   名前の由来:「茱萸」は実を口に含み皮を出す意味で、他のグミより葉が大きいことから。  


葉 (2015/06/07 静岡県 城ケ崎)

 海岸近くの林縁や林内、岩場に自生し、樹高は2~4mで、枝を垂れるように長く伸ばし、つる状に他に寄りかかることもあります。 開花時期は10~11月で、葉腋に黄白色の花を数個付けます。果実は長さ1.5~2cmの楕円形で、4~5月に赤く熟し、食べられます。

葉 (2015/06/07 静岡県 城ケ崎)

 葉は本属で最も大きく、円形~広い卵形で互生します。葉裏は銀色の鱗片が多く、銀白色に光って見えます。