イタチハギ(鼬萩)(マメ科イタチハギ属 落葉低木)

全国分布 逸出(北米・メキシコ原産)
県内分布 逸出

  逸出の樹木で野生化して個体数も多く、野山だけでなく太田川の河川敷にも見られます。
  ハリエンジュと同様、おもに砂防目的で植樹されたのが野生化した低木です。
  名前の由来:花穂がイタチの尾に似ていることから。  


花 (2012/06/02 茶臼山)

 開花時期は6月頃で、総状花序に黒紫色の花を多数つけます。豆果は長さ7~8mmと小形です。 日光の戦場ヶ原でも見かけたので全国に普通に定着しているようです。

花(2018/05/12 鬼が城山)

 道路のり面の植栽として導入され、現在では道路沿い、河原、原野などに野生化しています。樹高は4~6mになります。

花(2012/06/17 茶臼山)

葉(2015/09/05 茶臼山)

 葉は奇数羽状複葉で互生します。小葉は長い楕円形で、葉先はひも状の微突起があり尖ってますが、時に丸い葉や凹む葉もあります。 小葉に明色の腺点が点在することや線形の小托葉が目立つことが特徴です。